のんきにのんぽりなのんだくれ

筆にまかせて書いたとりとめのないこと

暖冬からの大雪にベッキーからSMAPについて

芸能界と世間の了見

いろいろあった2016年だった。

というか、2016年になってから20日も経っていないというのに、

随分と世間が騒がしかった。

まあ、寒いと思ってたらドカ雪が降るんだもの、

一寸先は闇ってことですよね。

 

芸能関係のニュースなんかはどうでいいと言えばどうでも良いのですが、

ベッキーSMAPも、芸能人が人=商品であり、

イメージやらしがらみやらに縛り付けられて、

「自由な行動」なんて何にも出来ないという、

なんつーか日本「社会」というか、

日本の「世間」の了見の狭さというか、

そんなものがさらけ出された出来事に受け止められました。

 

規模が全然違うけど、

自分が小さい頃、町という小さいコミュニティーの中で、

その町の学校の先生の子どもだということで、

あんまり目立ちたく無くても目立って、

「変なことしたらお父さんやお母さんに迷惑がかかるからちゃんとしなきゃ」

なんて思って生きていたのをうっすらと思い出します。

結局は「いい子」になることを「世間」が求めて、

知らねーよ、実際の自分はこうしたいんだよ、なんって言っても、

「イメージ」と違うこと自体が批判対象になってしまう。

芸能界ってそれが顕著に出る場なんじゃないかと思います。

 

ベッキーの件について

ベッキーの話は完全に個人的な話で、

まあ不倫は民法の適応対象ではありますが、

慰謝料だ離婚だ云々は法の下で公正に決めてもらえば良いけど、

本質的には人間の気持ちの問題なので、

当事者が納得する結論を出して、

時間が解決するのを待つしか無いんじゃないかと思います。

イメージが悪くなったとか言いますが、

人間のイメージなんてあてにならないので、

ベッキーが30過ぎて元気キャラやってたことの方が

イメージそれで良いんかい!?という感じもするので、

新たに悪女キャラか不幸キャラでも付けて、

リニューアル商品として売り出すのが良いんじゃないですかね。

MXのコメンテーターあたりですかね。まず。

 

SMAPの件について

アイドルに人権はないのか!?と思ったのがSMAPの件です。

ときを同じくしてアイドルの恋愛禁止について、

恋愛禁止は人権侵害であるなんていう判決も出たりしていて、*1

もしかしてアイドルって人権無いんじゃね?っていう空気感が漂っています。

SMAPもご他聞に漏れず感がありますが、

小さい頃から芸能界にいると、

徒弟制かつ派遣労働的な働き方が常識になってしまい、

なかなか一般社会の労働組織の常識が通用しない部分があるかと思います。

にしても不自由だな〜と、端から見ていて感じますね。

会社辞めれないとか、グループ辞めれないとか、

いくら優秀でもカルテル組まれてるから引き抜きできないとか。

何か問題提起があると状況が変わる部分はあるかと思うので、

今回のことをきっかけに何か空気が変わると良いっすね。

その点プロスポーツ界、特に野球界なんかは契約毎年公開して、

活躍をファンはデータとしてみることが出来て、

まあそれはそれでシビアだし、他の問題もあるかとは思うんだけど、

なんか割と割り切った制度を設けているなーと感じました。

かの事務所もも1年ごとに「契約更改!推定3億!」みたいな感じになると、

移籍や残留、海外進出も全てニュースになるし、

芸能マスコミ的にもメシウマになるのではじゃないでしょうか。

下世話が過ぎそうだけど…まあやらないだろうけど。

 

2016年すでに息切れ感

最初だけであとはたいしたことなんにも無いかも分かんないけど。

マラソンの最初の2キロぐらいでかなり疲れてしまってる状態だけど。

今年も平和に終わると良いと思うけど。

何か芸能界のニュースを通じて「労働とは」とか「人間の幸せとは」みたいなことに

フォーカスポイントが当たりそうな年の始まりでしたね。

良い年になることを願っています。